こんにちは、公認心理師 スワダ相談室です。
自分に自信がなくて、自信はどうやってつくのか、自己肯定感のあげ方を知りたいです。
自信のあるなしは、実は一人で作られるものというより、幼少期などに身近な他者が自分にどんなフィードバックを返してくれるかが大きく関係しています。より詳しく見ていきましょう。
自分に自信がない原因は幼少期の環境や親のせいなのか?
自信のあるなしは、養育者などの他者が自分にどんなフィードバックを返してくれるかが大きいと書きましたが、図で見ていきましょう。
野菜が自信を持って育つか、自信なく育つかは、土壌によって変わることは、イメージしやすいと思います。この土壌を、生まれた時には私たちは持っておららず、主に養育者によって提供され、心に内在化されると言われています。
例えば、何か悲しいことがあった時、「あなたの悩みを聞いててたら、お母さん痩せてきたわ」とか「泣いてたら分からないでしょ、早く話しなさい」など、親がめんどくさいと感じてると子供は体験すると、頼れないと感じたり、自分はダメなんだとや迷惑をかけたら人は受け入れてくないと感じたりします。
結果、親の期待通りだと認められるけど、そうでないとめんどくさがられると感じる土壌(鏡)を内在化し、学校でも職場でも人に頼ることなく、なんとか人の期待に応え、いい結果を出そう、期待に応えないと見捨てられる・見放される、がっかりされると不安になったり、自分には価値がないと感じたりします。
土壌は自分を映し返してくれる鏡です。どんなふうに写し返されるかは、自己肯定感だけでなく、心の安心の土台にも影響があります。
ただ、養育者が悪いのかといういうと、そうシンプルでもありません。愛着も世代間連鎖があるように、どんな土壌を持つかも世代間で受け継がれることが多いですし、祖父母の時代の戦争体験などの現実的なことや、目には見えない無意識の存在など複合的な要因が、今を生きる人の心の健康に影響しているからです。
自信のあり・なしは人との体験を通してできる
もし相手の期待に応えたら肯定されるという他者からの応答が続くと、根っこのところで自分を肯定できないような気持ちから、
するかもしれません。ですが、これらは全部、外側のことです。
外側と内側ではカテゴリーが異なるそのため、資格のために勉強した知識は身に付くけど、内側の生きづらさは変わりません。内側(心)のことは、心のことのアプローチが必要です。
自信の付け方・自己肯定感を高める方法
自信がないや、自分が悪いと感じることが、人との関係でできたように、健康的な自信を持つことも人との関係でできます。
本音を話すことに安心を感じたり、居場所と感じたり、何かができるできないに関係なく肯定されると感じるような他者との体験を通してです。
そんな他者がいないんだという方、そんな時のために心理カウンセリングはあります。
ぜひ心理カウンセリングをご利用くださいね。
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